セレニウム


生理作用
アメリカでたいへん話題になっているミネラルがセレニウムです。
このミネラルには抗ガン作用があるとして、錠剤などで市販されているほどです。
セレニウムの抗ガン作用を裏付けるデータとして、ノースデコタ州のように、
土壌中のセレニウム濃度が高い地域ほど ガン死亡率が低いという調査があります。
ノースダコタ州は土壌のセレニウムがきわめて多いため、そこに育つ農作物を
食べる住民の血中セレニウム濃度も高いのです。
そして全米の土壌中のセレニウム濃度とガン発生率の関係が調べられました。
結果は、みごとにセレニウムが土壌中に多い地域ほど ガン発生率が少ないと
いうものでした。
なぜセレニウムが抗ガン作用をもっているかは明らかではありません。
セレニウムには、がんの予防のみならず、心筋梗塞や高血圧の予防効果も
認められています。また ビタミンEとの併用で心臓病に効果があるとの報告
もあのます。そのほかに、精子を多く作り、セックスを活動的にするなどの
作用もあると言われています。
多く含む食品
ほうれんそう
ニンニク
ねぎ
海草


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